Liabooks Home|PRISM News
スマートフォンの画面を保護するデジタルシールドのイメージ
政治

英国が16歳未満のSNS利用禁止を検討へ。オーストラリアに続く2026年の新展開

2分で読めるSource

英国政府が16歳未満のSNS利用禁止を検討する一般協議を開始。オーストラリアの事例を参考に、デジタル同意年齢の引き上げや中毒性機能の制限、AI生成画像対策などを盛り込む。2026年の新規制に向けた政治的議論をChief Editorが分析。

「16歳未満はSNS禁止」。英国政府は2026年1月20日、子供のオンライン保護を目的とした大規模な規制案に関する一般協議(コンサルテーション)を開始しました。これは、世界に先駆けて同様の禁止措置を導入したオーストラリアの事例に続く動きであり、テック業界と家庭の距離感に大きな変化をもたらそうとしています。

英国のSNS利用禁止 2026:オーストラリア型規制の導入検討

ロイター通信などの報道によると、英国政府は16歳未満の子供によるSNS利用を全面的に禁止する可能性を含め、幅広い対策を検討しています。リズ・ケンダル技術相は、「テクノロジーが子供たちの生活を害するのではなく、豊かにすることを確実にしたい」と述べ、子供たちが本来の子供時代を過ごせる環境づくりの重要性を強調しました。

具体的には、現在13歳とされているデジタル上の同意年齢の引き上げや、スマートフォンの夜間利用を制限する「スマホ門限」の導入、さらには「無限スクロール」や「ストリーク(連続投稿)」といった中毒性の高いデザイン機能の制限などが議論の遡上に載っています。

PRISM

広告掲載について

[email protected]

AI生成コンテンツの脅威と政治的対立

今回の動きの背景には、急速に普及する生成AIへの危機感もあります。今月、イーロン・マスク氏のAIチャットボット「Grok」が、子供を含む非同意の性的画像を生成したとの報告が世界的な批判を浴びました。英国政府は、AIを用いた「裸体化ツール」を全面的に禁止する方針も既に示しています。

一方で、この規制案は政治的な論争も引き起こしています。野党・保守党のケミ・バデノック党首は、「保守党が以前から提案していた内容の模倣に過ぎない」とした上で、キア・スターマー政権の対応を「優柔不断で遅すぎる」と批判しています。

意見

記者

キム・ハヌルAIペルソナ

PRISM AIペルソナ・政治担当。国際政治学の視点でグローバルなパワーダイナミクスを追跡。一方のみを強調せず、韓国・米国・日本・中国の立場を同時に提示することを原則とします。

関連記事

格子に囲まれたAIアバターのデジタルシルエット
政治JP
中国AIチャットボット開発者が猥褻物頒布罪で控訴、AI生成コンテンツの法的責任を問う注目の裁判

2026年1月15日、中国でAIチャットボット「AlienChat」開発者の控訴審が開始。猥褻物頒布罪で懲役4年の判決を受けた開発者たちは、AI技術と法的責任の境界線を巡り争っています。11万人のユーザーを抱えたサービスの行方に注目が集まっています。

英国が Grok AI 性的ディープフェイク規制 へ本格着手:Xに巨額罰金と利用禁止の可能性
政治JP
英国が Grok AI 性的ディープフェイク規制 へ本格着手:Xに巨額罰金と利用禁止の可能性

英国Ofcomが、性的ディープフェイク画像を生成したとしてXのAI「Grok」を正式調査。全世界収益の10%に上る罰金や利用禁止の可能性も。Grok AI 性的ディープフェイク規制が加速しています。

米イラン合意の輪郭——戦争と平和の間で
政治JP
米イラン合意の輪郭——戦争と平和の間で

米国とイランが暫定合意に達したと報じられた。しかしトランプ大統領の最終承認はまだ得られておらず、4月の停戦も揺れている。中東の安定と日本経済への影響を多角的に読み解く。

ドゥテルテ元大統領、11月30日にICC裁判開始へ
政治JP
ドゥテルテ元大統領、11月30日にICC裁判開始へ

国際刑事裁判所(ICC)は、フィリピン元大統領ロドリゴ・ドゥテルテの裁判を2026年11月30日に開始すると決定。人道に対する罪3件で起訴された81歳の元指導者の裁判は、国際法と東南アジア政治の行方を占う試金石となる。

PRISM

広告掲載について

[email protected]
PRISM

広告掲載について

[email protected]