シリア北部アレッポで軍とクルド人勢力が衝突、国軍統合交渉が緊博化
シリア北部アレッポで政府軍とクルド人勢力SDFが衝突。SDFの国軍統合を巡るトルコとの協議が難航する中、現地の緊張が高まっている。
シリア北部の大都市アレッポで12月22日、シリア政府軍とクルド人勢力が主導する「シリア民主軍(SDF)」との間で武力衝突が発生しました。シリア国営SANA通信が報じたもので、SDFの国軍統合を巡る政府とトルコの協議が難航する中、現地の緊張が一気に高まっています。
国営SANA通信によると、SDFはアレッポ市内のシェイハンおよびライルムーン両ロータリー付近の治安部隊拠点を攻撃しました。この攻撃により、トルコのガズィアンテプとアレッポを結ぶ幹線道路が一部閉鎖されたと伝えられています。また、救助団体「シリア民間防衛隊」は、SDFからの銃撃で隊員2名が負傷したと発表。「車両には民間防衛隊の記章が明確に表示されていた」としています。
今回の衝突は、トルコのハカン・フィダン外相が首都ダマスカスを訪問し、SDFの国軍統合問題についてシリア政府側と協議しているタイミングで発生しました。アルジャジーラのアイマン・オガンナ記者はダマスカスからの報告で、このハイレベル会合が今回の衝突の「引き金になった」と指摘しています。
「ダマスカス(シリア政府)は以前、約5万人のSDF戦闘員を3つの師団に再編し、シリア側が部分的に管理する案を提示しました。しかしトルコ側はこれに強く反対し、SDFの既存の指揮系統の解体を要求しています。SDFの統合問題は、今日のシリアで最も爆発性の高い要因であり、国家の統一を深刻に脅かしています」
SDFは長年シリア北東部の広大な地域を支配しており、その処遇はシリアの安定にとって最大の焦点の一つとなっています。今後の協議の行方が注目されます。
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