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再生可能エネルギー施設と統合された大規模な次世代データセンターのイメージ
EconomyAI分析

ブルックフィールドがクラウド事業に参入、AI需要を背景にインフラの巨人が動く

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インフラ投資大手のブルックフィールドが独自のクラウド事業に参入。AIブームによる需要急増を背景に、保有するデータセンターと電力を活用し、AWSなどの巨人に挑む戦略。最新の投資動向を解説。

インフラ投資の巨人が、ついに「デジタル脳」の提供に乗り出します。ロイター通信が引用したIT専門メディア「ジ・インフォメーション」の報道によれば、ブルックフィールド・アセット・マネジメントが自社で独自のクラウド事業を立ち上げる準備を進めていることが明らかになりました。これは、爆発的なAIブームによって急増するコンピューティング需要を、自社のインフラ資産で直接取り込む戦略と見られています。

ブルックフィールド クラウド事業 2025:不動産からサービスへ

これまで同社は、データセンターの「箱」や、それを動かすための「電力」を提供する側でした。しかし、今回の動きは一線を画します。単なる賃貸業ではなく、AmazonMicrosoftのように、顧客に対してサーバーのリソースそのものを販売するプロバイダーになることを意味しています。すでに同社は、数百メガワット規模の電力を確保した広大なデータセンター群を保有しており、これを基盤として活用する方針です。

既存のクラウド大手との直接競争や、AI向けGPUの確保、そして初期の莫大な設備投資に伴う収益性の変動には、投資家として注意が必要です。

電力供給とAI需要のミスマッチを解消

現在、世界中のクラウド企業が直面している最大の課題は「電力不足」です。一方で、ブルックフィールドは再生可能エネルギーの分野で世界最大級の投資家であり、安定した電力供給網を自前で持っています。この強みを活かし、電力とデータセンター、そしてクラウドサービスを垂直統合することで、他社には真似できないコスト競争力を生み出す狙いがあると分析されています。

本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。

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