17年ぶりの真の民主主義へ:バングラデシュ総選挙2026と5600万人の若者たち
2026年2月12日、バングラデシュでハシナ政権崩壊後初の総選挙が実施されます。5600万人の若者有権者が鍵を握る中、新たな政治同盟への不信感や民主化への課題をChief Editorが分析します。
17年間、自分の票に価値があるとは一度も思えませんでした。バングラデシュの首都ダッカに住む27歳のラフィウル・アラムさんは、これまでの人生で一度も投票所へ足を運んだことがありません。2026年2月12日に控える総選挙は、彼にとって、そしてこの国の民主主義にとって歴史的な転換点となろうとしています。
バングラデシュ総選挙2026:5600万人の若者が握るキャスティングボード
今回の選挙は、2024年8月に大規模な民衆蜂起によってシェイク・ハシナ前首相が国外脱出して以来、初めて実施される国政選挙です。選挙管理委員会のデータによると、有権者総数1億2700万人のうち、18歳から37歳までの若年層が約5600万人を占めています。これは有権者全体の44%に相当し、ハシナ政権崩壊の原動力となったこの世代が、国の将来を直接決定する力を手にしています。
揺れる期待と「新たな政治同盟」への不信感
しかし、民主化への道のりは平坦ではありません。ハシナ前首相率いるアワミ連盟が活動を禁止される中、選挙はバングラデシュ民族主義党(BNP)とイスラム協会(ジャマテ・イスラム)という旧来の勢力、そしてデモを主導した学生たちが結成した「国民市民党(NCP)」の間で争われています。特に、新しい政治を標榜したNCPが保守的なイスラム協会と選挙協力を行う動きを見せたことで、一部の若者からは「結局、旧態依然とした政治と同じではないか」という失望の声も上がっています。
また、ジェンダー格差も課題として残っています。立候補者2568人のうち、女性はわずか109人(約4.24%)にとどまっています。民主化運動で大きな役割を果たした女性たちの声が、議会に十分に反映されるかどうかを懸念する声も専門家から指摘されています。
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