Liabooks Home|PRISM News
バングラデシュ新政権の挑戦:民主主義の復活は可能か
政治AI分析

バングラデシュ新政権の挑戦:民主主義の復活は可能か

3分で読めるSource

タリク・ラーマン率いるBNPが地滑り的勝利。しかし政治経験の乏しい新指導者は、腐敗撲滅と民主制度再建という巨大な課題に直面している。

350議席中300議席を獲得した圧勝。しかし、バングラデシュ国民党(BNP)の新指導者タリク・ラーマン氏(60)は、これまで一度も政権を担ったことがない。

2年前、シェイク・ハシナ前首相が不正選挙との批判を浴びながらも勝利を収めた時、彼女の15年間にわたる権力掌握がこれほど突然終わりを告げ、事実上消滅したと思われていた野党が見事な復活を遂げるとは、誰が予想できただろうか。

世代交代が示す政治の転換点

バングラデシュ政治は長年、アワミ連盟BNPが交互に政権を握る構造が続いてきた。しかし今回は決定的に異なる。ラーマン氏は昨年末に亡くなった母カレダ・ジア氏から党首を正式に継承し、17年間のロンドン亡命を経て初めて選挙に臨んだのだ。

ジアウル・ラーマン氏はBNP創設者でバングラデシュ独立戦争の英雄だったが暗殺され、母は40年間党を率いた。汚職疑惑や縁故主義の批判を受けながらも、ラーマン氏は未経験であることが逆に武器となっている。

「経験不足は彼にとって有利に働いている。人々は変化にチャンスを与えたがっているからだ」と政治学者のナヴィーン・ムルシッド氏は分析する。

「7月蜂起」世代の厳しい視線

2024年の学生主導の抗議活動でハシナ氏を失脚させた若者世代は、従来の政治に対してより厳しい目を向けている。蜂起に参加した19歳のタジン・アフメドさんは言う。「もう戦いたくない。前首相の退陣は勝利ではなかった。腐敗のない国家運営と経済復興こそが真の勝利だ」。

彼女の従姉妹タフミナ・タスニムさん(21)も続ける。「私たちは蜂起を経験し、戦い方を知っている。同じことが再び起これば、再び立ち上がる権利がある」。

BNP幹部のアミル・カスル・マフムド・チョードリー氏は、「破壊された民主制度と金融機関をまず立て直さなければならない」と語るが、バングラデシュには約束が破られてきた長い歴史がある。

未経験者だらけの新政権

今回の選挙では、ハシナ政権下で2度禁止されたジャマート・エ・イスラミが相当数の議席を獲得し、学生蜂起の指導者らが結成した国民市民党6議席を獲得した。

社会学者のサミナ・ルトファ氏は指摘する。「議会に初めて足を踏み入れる指導者たちを目にすることになる。学生党の若者は学ぶことが多く、他の政治家も国家運営の経験がない。険しい道のりとなるだろう」。

ジャマートのマニフェストは世俗的で開発重視の内容だったが、同党ウェブサイトには「政治的力なしにイスラム法は実現できない」との記述があり、権力掌握後の動向に注目が集まる。

民主主義の真の試金石

新政権は治安回復、経済復興、若年層の雇用創出という巨大な課題に直面している。さらに、候補者の4%強しか女性がいなかった点で、全政党が女性の政治参加促進に失敗したとの批判もある。

アワミ連盟の選挙参加禁止により今回の選挙の正統性に疑問符が付く中、インドに亡命中のハシナ氏は「欺瞞と茶番の選挙」と非難し、アワミ連盟参加による再選挙を求めている。

現在は同党への国民の怒りが強いが、バングラデシュの政治史を考えれば、アワミ連盟を永久に排除するのは時期尚早だろう。

本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。

意見

関連記事