2026年5月、民間宇宙ステーション「Haven-1」が始動。宇宙での「眠り」はどう変わるのか
2026年5月、Vast社による世界初の商業宇宙ステーション「Haven-1」が打ち上げられます。元NASA飛行士が語る最新の宇宙生活設計と、2030年のISS退役を見据えた宇宙ビジネスの未来を Chief Editor が分析します。
2026年5月、人類の宇宙利用は大きな転換点を迎えます。これまでプロの宇宙飛行士や国家の独占場だった宇宙ステーションが、ついに民間企業の手に渡ります。カリフォルニアを拠点とするスタートアップのVast社は、世界初の商業宇宙ステーション「Haven-1」の打ち上げを予定しています。これにより、宇宙旅行者や民間企業が研究施設として宇宙空間を利用できる時代が現実のものとなります。
民間宇宙ステーション Haven-1 が描く2026年の快適な滞在
この歴史的なミッションを支えるのは、NASAで226日間の宇宙滞在経験を持つベテラン、ドリュー・フュステル氏です。彼はVastのリード・アストロノートとして、ステーションの内部設計や訓練プログラムの策定を指揮しています。特に注目すべきは、宇宙での「睡眠」の改善です。地上で布団に入ったときに感じる重力の圧力を再現するため、空気袋(エアブラダー)を用いたシステムを導入し、宇宙空間でも快適に眠れる環境を整えています。
ISS時代の終焉と 2030年 までの移行ロードマップ
現在運用されている国際宇宙ステーション(ISS)は、2030年頃に退役する予定です。NASAはその後継を自ら建設するのではなく、VastやAxiom Spaceなどの民間企業からサービスを購入する形に移行します。フュステル氏によれば、民間人向けの訓練プログラムは約11ヶ月間にわたって行われ、緊急事態への対応からゼロ重力環境での生活術まで、徹底的に叩き込まれます。
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