26%の売上増と8,000ドルの治療費。今年のクリスマス、主役は猫でした。

今年のクリスマス、サンタクロースよりも忙しかったのは「猫」たちかもしれません。イギリスのペット用品小売大手であるPets at Homeによると、猫向けのクリスマス関連商品の売上は今年、26%も増加しました。飼い主たちが自分の「毛玉の家族」を甘やかすために、財布の紐を緩めている実態が浮き彫りになっています。

いたずらっ子リスト：ギフトとツリーの受難

アメリカでは10人中9人の飼い主がペットを休日のイベントに参加させていますが、猫たちの参加スタイルは少々過激です。ペット用品サイトのChewyが実施した調査では、飼い主の43%が「猫がツリーの下のプレゼントを台無しにする」と回答しました。包装紙を破いたり、爪で引っかいたりと、猫たちにとってギフトボックスは最高の遊び場になっているようです。

• 30%の猫がクリスマスツリーに登り、そのうち14%がツリーを倒してしまう。
• 28%の飼い主が、猫がデコレーションやライトに絡まって困っている。

楽しい休暇を台無しにする危険とコスト

猫のいたずらは微笑ましいものばかりではありません。テレビ番組のジャッジとして知られるDerek Hough氏は、昨年愛猫がクリスマス飾りを誤飲し、8,000ドル（約110万円以上）もの緊急治療費がかかったことを明かしています。キラキラした紐（ティンセル）や、ポインセチア、ヒイラギなどの植物は猫にとって毒性が強く、命に関わることもあるため、注意が必要です。