「GIRLS PLANET 2」2027年放送決定、世界同時オーディション開始
Mnetが「GIRLS PLANET 2」の2027年放送を正式発表。5月1日より世界中から参加者を募集開始。K-POPアイドル育成オーディションの進化と日本市場への影響を読み解く。
2021年の夏、日本・中国・韓国の練習生たちが一つのステージに立ち、視聴者の投票で運命が決まる——そのフォーマットが世界中のK-POPファンを熱狂させてから、約6年が経つ。
2026年5月1日(韓国時間)、Mnetは「GIRLS PLANET 2」の2027年放送を正式発表し、同日より世界中からの参加者募集を開始した。前作「GIRLS PLANET 999」(2021年)から数えると実に6年越しの続編となる。「世界中のあらゆる場所から参加者を募集します」という公式コメントは、グローバル展開への強い意志を示している。
「PLANET」シリーズが切り拓いてきたもの
Mnetの「PLANET」シリーズは、単なるアイドルオーディション番組ではない。2021年の「GIRLS PLANET 999」では韓国・中国・日本の練習生各33名、計99名が参加し、最終的に9人組グループKep1erが誕生した。続く「BOYS PLANET」(2023年)からはZEROBASEONE(ZB1)が生まれ、デビュー直後から国際的な注目を集めた。
このシリーズの特徴は、国籍を超えたグローバル投票システムにある。ファンが直接結果に関与できる構造は、K-POPの「参加型消費」文化を体現しており、番組そのものがひとつのIPとして機能してきた。
ただし、前作には影もあった。「GIRLS PLANET 999」では中国メンバーの最終合流が規制問題で頓挫し、三国共演という当初のコンセプトが崩れた。Kep1erは2023年に解散し、グループとしての寿命は約2年半にとどまった。この経験が、「GIRLS PLANET 2」のフォーマット設計にどう反映されるかは、まだ明かされていない。
なぜ「今」発表なのか——OTTとK-POPの交差点
2026年という発表タイミングは偶然ではないだろう。NetflixやDisney+がK-POPコンテンツへの投資を加速させる中、Mnetの親会社であるCJ ENMは自社プラットフォームTvingの国際展開を強化している。オーディション番組は「放送」と「ストリーミング」の両輪で収益化できる数少ないコンテンツ形式であり、グローバル視聴者を最初から取り込む設計が不可欠になっている。
日本市場の観点からは、いくつかの注目点がある。「BOYS PLANET」では日本人練習生が複数参加し、日本のファン票が結果を左右する場面も見られた。ZEROBASEONEは日本でのファンベース構築にも成功しており、「GIRLS PLANET 2」でも日本人参加者と日本票の動向は番組の重要な変数になると予想される。
また、ソニーミュージックやエイベックスといった日本の大手レーベルがK-POPアーティストの日本展開を支援するケースが増えている現状を考えると、オーディション番組そのものが日本の音楽産業との接点を生む入口にもなりうる。
「参加型」の限界と可能性
しかし、このフォーマットには批判的な視点も存在する。練習生たちは番組中、極めて高い競争圧力と公開評価にさらされる。韓国の芸能業界における労働環境や未成年練習生の保護をめぐる議論は、近年より可視化されてきた。グローバルオーディションという拡張は、多様性をもたらす一方で、こうした問題を国境を越えて広げるリスクも内包している。
さらに、「視聴者投票で選ぶ」という民主的に見えるシステムが、実際には組織票や課金競争に歪められるという批判も根強い。ファンダムの「投票動員力」が結果を左右するとすれば、それは本当に「才能の発掘」なのか、という問いは依然として答えが出ていない。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
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