EXO「Crown」2冠目獲得の背景に見るK-POPレガシーグループの現在地
デビュー12年のEXOが新曲「Crown」でMカウントダウン2冠目を獲得。ENHYPENとの競争を制した背景には何があるのか。K-POPレガシーグループの持続力を分析。
8,406点。1月29日放送のMnet「Mカウントダウン」で、EXOの新曲「Crown」が獲得した総合得点だ。候補に挙がったENHYPENの「Knife」を抑えて2週連続1位を獲得した瞬間、12年のキャリアを持つレガシーグループの底力が改めて証明された。
デビュー12年目の挑戦
EXOは2012年のデビュー以来、K-POP界で確固たる地位を築いてきた。しかし近年は兵役による活動休止、メンバーの脱退など様々な困難に直面してきた。今回の「Crown」での音楽番組復帰は、完全体ではない状況での挑戦でもあった。
注目すべきは、競争相手が4世代を代表するENHYPENだったことだ。2020年デビューのENHYPENは現在K-POP界で最も勢いのあるグループの一つ。世代を超えた対決は、単なる音楽番組の順位争いを超えて、K-POP業界の世代交代の現状を映し出している。
音楽番組システムの変化
現在の音楽番組採点システムは、デジタル音源、アルバム売上、視聴者投票、放送得点など複数の要素で構成されている。EXOの勝利は、特に既存ファンベースの結束力とロイヤルティの高さを示している。
興味深いのは、音楽番組の影響力自体が変化していることだ。YouTubeやSpotifyなどグローバルプラットフォームが主戦場となった現在、韓国内の音楽番組1位の意味も以前とは異なる。それでもEXO-L(EXOファン)にとって、この勝利は特別な意味を持つ。
レガシーグループの持続可能性
EXOの今回の成功は、レガシーグループの持続可能性について重要な示唆を与える。新人グループが次々とデビューする中で、10年以上のキャリアを持つグループがどのように関連性を維持するかは業界全体の課題でもある。
日本市場でも同様の現象が見られる。嵐の活動休止後、ジャニーズ事務所の新しいグループが台頭する一方で、既存グループのファンは変わらぬ支持を続けている。K-POPとJ-POPの違いはあれど、ファンとアーティストの関係性の深さは共通している。
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