TSMC 2025 Q4 決算:AIチップ需要で純利益35%増の過去最高を記録
TSMCの2025年第4四半期決算は、AIチップ需要の恩恵を受け純利益が35%増の過去最高を記録。売上の77%が7nm以下の先端チップによるもので、市場予想を大きく上回りました。2026年の展望についても解説します。
利益が35%増加し、四半期ベースで過去最高を更新しました。世界最大の半導体受託製造企業(ファウンドリ)であるTSMCが発表した2025年第4四半期(10-12月)決算は、人工知能(AI)向けチップの旺盛な需要を背景に、市場予想を上回る驚異的な数字となりました。これにより、同社は8四半期連続での増益を達成しています。
TSMC 2025 Q4 決算:主要指標の分析
ロイター通信などの報道によると、TSMCの同期売上高は前年同期比20.5%増の1兆460億台湾ドル(約337億3,000万ドル)に達し、市場予想の1兆340億台湾ドルを上回りました。純利益についても、予想の4,783億7,000万台湾ドルを大きく超える5,057億4,000万台湾ドルを記録しています。
| 項目 | 実績値 | 市場予想 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1兆460億台湾ドル | 1兆340億台湾ドル |
| 純利益 | 5,057億4,000万台湾ドル | 4,783億7,000万台湾ドル |
| 前年同期比成長率 | 35% (純利益) | - |
先端プロセス技術が収益の柱に
収益を牽引したのは、依然として高い需要を誇るAIサーバー向けチップです。同社によると、売上全体の77%を7ナノメートル(nm)以下の先端チップが占めています。特に、NVIDIAやAMDといった主要顧客向けの高性能コンピューティング(HPC)部門が売上の中心となりました。
今後の見通しについて、カウンターポイント・リサーチのシニアアナリスト、ジェイク・ライ氏は、2nmプロセスの生産能力拡大とパッケージング技術の進展により、2026年もさらなる成長が期待できると予測しています。ただし、メモリ不足や価格上昇の影響で、スマートフォンやPCなどの消費者向け電子機器需要には懸念が残ると指摘しています。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
関連記事
TSMCは2026年の設備投資額を最大560億ドルに増額すると発表しました。AIとHPC需要の急増に対応し、アリゾナ第2工場の2027年稼働を目指します。
2026年1月、中国政府がNvidia H200などの先端AIチップの購入数量を制限する新ルールを検討中。国産半導体産業の保護とテック企業の需要の間で揺れる北京の最新動向を詳しく解説します。
OpenAIがAIチップメーカーのCerebrasと100億ドル超の供給契約を締結。2028年までに750MWの電力を提供。Nvidia独占を揺るがす低遅延技術と、CerebrasのIPO再挑戦の行方を詳しく解説します。
2026年、中国のAI関連企業によるIPOラッシュが加速しています。上海・深セン市場のテック銘柄はNasdaq 100比で40%のプレミアムがついており、DeepSeekやMoore Threadsに続く新規上場が相次ぐ見通しです。