フィンランドのラップランドでマイナス39度の極寒、数千人の観光客が足止め 2026
フィンランド・ラップランドでマイナス39度の異例の寒波が発生。キッティラ空港の全便が欠航し、数千人の観光客が足止めされています。極寒によるインフラ麻痺の実態を Chief Editor が解説します。
夢にまで見たオーロラの旅が、凍てつく悪夢へと変わりました。フィンランド北部ラップランド地方を襲った記録的な寒波により、数千人の観光客が帰路を断たれ、空港で足止めを余儀なくされています。ロイター通信などの報道によると、キッティラ空港を発着するロンドン、パリ、アムステルダム行きの便が、記録的な低温のためにすべて欠航となりました。
ラップランド極寒の影響で飛行機が欠航、マイナス39度の衝撃
フィンランド気象庁の発表によれば、2026年1月11日(現地時間)の気温はマイナス35度を下回り、翌月曜日にはマイナス39度まで下がると予測されています。空港運営会社のフィナビア(Finavia)は、極度の低温により機体の除氷作業が困難になり、地上支援機材や給油装置が凍結して作動しなくなったと説明しています。
通常、ラップランドの冬の平均気温はマイナス14度前後ですが、今回の寒波は例年を大きく下回る異例の事態です。さらに、空気中の水分が凍結して滑りやすい「霜」が発生し、滑走路の状況を悪化させていることも、欠航の長期化を招く要因となっています。
陸路の混乱とヨーロッパ全域への広がり
空路だけでなく陸路も危険な状態にあります。地元警察の発表によれば、凍結した路面でウクライナ人乗客を乗せたバスが路外に転落する事故が発生しました。幸いにも重傷者はいないと報告されていますが、交通当局のフィントラフィック(Fintraffic)は、地域全域の道路が極めて危険な状態にあるとして警告を発しています。
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