『ザ・ソプラノズ』トニー殺害犯はあの「借金男」だった？ロバート・パトリックが真相を語る

借金で人生を壊された男が、復讐の引き金を引いたのでしょうか？伝説のドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の衝撃的な結末から18年、トニー・ソプラノを殺害した真犯人を巡る新たな説に、俳優のロバート・パトリック氏が回答しました。

ファンの間で囁かれる「デイヴィ・スカティーノ真犯人説」

エンターテインメント・ウィークリー誌によると、多くのファンは最終回のラストシーンで画面が暗転した際、ダイナーにいた「メンバーズ・オンリー」のジャケットを着た男が、かつてトニーに店を潰されたデイヴィ・スカティーノではないかと推測していました。ロバート・パトリック氏は第2シーズンの3エピソードに出演し、ギャンブル依存症で破滅していく友人を熱演しましたが、本人はこの説を今まで知らなかったと明かしています。

故ジェームズ・ガンドルフィーニ氏へのオマージュ

パトリック氏はTV Insiderの取材に対し、トニー役のジェームズ・ガンドルフィーニ氏との思い出を語りました。撮影中、ガンドルフィーニ氏から投げかけられた「調子はどうだ？（How’s your balls?）」という独特な言葉が忘れられず、パトリック氏は現在出演中のドラマ『タルサ・キング』の第3シーズンで、シルヴェスター・スタローン氏演じる主人公に対して同じセリフを放つという、ファン垂涎のオマージュを捧げたと述べています。