韓国の出生数、16カ月連続増加も失速の兆候 人口危機は終わらないのか?
韓国で2025年10月の出生数が16カ月連続で増加したものの、成長率は今年最低を記録。合計特殊出生率は0.81にとどまり、人口減少は続いています。韓国の人口動態の光と影を分析します。
韓国で16カ月連続で出生数が増加するという、一見明るいニュースが飛び込んできました。しかし、その裏では成長のペースが今年最も鈍化しており、依然として人口は減り続けています。これは本当の回復の始まりなのでしょうか、それとも束の間の安堵に過ぎないのでしょうか?
見えてきた「光と影」
聯合ニュースが報じたデータ統計省のデータによると、2025年10月に生まれた赤ちゃんの数は21,958人で、前年同月比で2.5%増加しました。これにより、2024年7月から16カ月連続の増加を記録しました。また、同期間の婚姻件数も195,764件と過去7年間で最多となり、3年連続での年間婚姻数の増加が期待されています。
しかし、この2.5%という増加率は、2025年に入ってから最も低い伸び率です。さらに、1月から10月までの累計出生数212,998人は、過去最低を記録した2024年と2023年に次いで3番目に低い水準にとどまっています。
依然として続く人口減少
最も重要な指標である合計特殊出生率(女性が生涯に産むと見込まれる子どもの平均数)は、前年からわずかに上昇したものの、依然として0.81という極めて低いレベルです。これは、人口を維持するために必要とされる2.1を大きく下回る数値です。
実際、10月には出生数21,958人に対し、死亡者数が29,739人に上り、結果として7,781人の自然減となりました。韓国の人口は2019年11月から減少傾向が続いています。
記者
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