アカデミー賞 主要5部門を制覇した「3本の傑作」とその驚きの歴史
アカデミー賞主要5部門(作品・監督・男女主演・脚本)を制覇した歴代の3作品を紹介。タイタニックやラ・ラ・ランドが逃した「ビッグ5」独占の壁とは?映画ファン必見のトリビアを Chief Editor が解説します。
歴代の名作の中で、アカデミー賞の主要部門をすべて制覇した作品は何本あるでしょうか?世界中を感動させたあの大ヒット作『タイタニック』でさえ、実はこの偉業を成し遂げることはできませんでした。長い歴史を持つアカデミー賞において、「ビッグ5」と呼ばれる主要部門の独占は、想像以上に高い壁なのです。
アカデミー賞 主要5部門とは?歴史に残る記録の正体
映画界最高の栄誉であるアカデミー賞には数多くの部門がありますが、その中でも特に重要視されるのが「主要5部門(The Big 5)」です。具体的には、作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞、そして脚本賞(または脚色賞)を指します。これらすべてを一度に受賞することは、作品、監督、俳優、そしてストーリーのすべてが完璧であったことを意味します。
驚くべきことに、現在までにこの「ビッグ5」を達成した映画はわずか3本しかありません。最初に達成したのは1934年の『或る夜の出来事』でした。その後、1975年に『カッコーの巣の上で』が続き、直近では1991年のサイコ・ホラーの名作『羊たちの沈黙』がこの偉業を達成して以来、30年以上も独占作は現れていません。
あと一歩で歴史を逃した名作たち
惜しくも主要5部門のうち4部門の受賞に留まった作品も存在します。『風と共に去りぬ』や『アニー・ホール』、そして1999年の『アメリカン・ビューティー』などが挙げられます。近年では、『ラ・ラ・ランド』が5部門すべてにノミネートされ期待を集めましたが、最終的に受賞したのは監督賞と主演女優賞など一部に留まりました。多様な映画が製作される現代において、一つの作品がすべての主要部門を独占することは、かつてよりも難しくなっていると言えるでしょう。
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