Quadricが3000万ドルの資金調達を実施、オンデバイスAI市場の2026年覇権を狙う
オンデバイスAIチップIPのQuadricが3000万ドルのシリーズC資金調達を完了。2025年の売上は前年比4倍以上に成長し、自動車からノートPC、さらに各国が推進する「主権AI」市場へと領域を広げています。
売上が1年で約5倍に成長しました。Quadricが、クラウドに依存しないオンデバイスAIの普及を加速させています。
Quadric オンデバイスAI 資金調達 2026:シリーズCで3000万ドル獲得
ロインターやTechCrunchの報道によると、サンフランシスコを拠点とするチップIPスタートアップのQuadricは、ACCELERATE Fundが主導するシリーズCラウンドで3000万ドルを調達しました。これにより、同社の累計資金調達額は7200万ドルに達しています。
CEOのVeerbhan Kheterpal氏が明かしたところによると、同社の2025年のライセンス収入は1500万ドルから2000万ドルの間であり、2024年の約400万ドルから急成長を遂げています。現在の企業価値は2億7000万ドルから3億ドルと推定されています。
自動車から「主権AI」へ、拡大するビジネス領域
同社の技術は、もともと自動運転支援などの自動車分野から始まりましたが、現在はノートPCや産業機器へと拡大しています。顧客には、日本のデンソーや京セラが含まれており、同社のIP(知的財産)を組み込んだ最初のノートPC製品が2026年中に出荷される見込みです。
特に注目すべきは、インドやマレーシアなどの政府や企業が関心を示す「主権AI(Sovereign AI)」へのアプローチです。これは、米国のクラウドインフラへの依存を減らし、自国内のデバイスやローカルサーバーでAIを完結させる戦略です。
ソフトウェアで進化する「プログラマブルIP」の優位性
AIモデルの進化スピードはハードウェアの設計サイクルよりも速いため、Quadricはソフトウェアのアップデートのみで新しいモデルに対応できる「プログラマブルなプロセッサIP」を提供しています。これは、ハードウェアの再設計が必要な競合他社に対する大きなアドバンテージとなっています。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
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