華やかな空の旅の裏側:元客室乗務員が語る、性的対象化と「美の強制」の代償
元CAが明かす航空業界の闇。過剰な性的対象化、薬物を使用したダイエット、機長からのハラスメントなど、華やかなイメージの裏に隠された深刻な実態をVICEのインタビューから読み解きます。
世界中を飛び回り、華やかな生活を送っているように見える客室乗務員。しかし、その輝かしいイメージの裏には、目を背けたくなるような過酷な現実が隠されていました。メディアブランド「VICE」のインタビューに応じた元客室乗務員は、この職業が「過剰に性的対象化され、美化された仕事」であると証言しています。
機内でのハラスメントと安全への脅威
アジアの格安航空会社およびプレミアム航空会社で計6年間勤務したという女性によると、機内では乗客による性的不審行為や嫌がらせが絶えなかったといいます。露出行為を行う乗客や、機内で性行為に及ぶカップルへの対応など、本来の安全業務とは程遠い状況に直面することも少なくありませんでした。さらに深刻なのは、同僚や上官からの暴力やハラスメントです。彼女は、機長からの性的な誘いを断ったことで執拗な嫌がらせの標的にされた経験や、熱い麺を浴びせられて火傷を負った同僚の事例を明かしました。
「美」を維持するための危険な代償
航空会社の「顔」としての外見を維持するため、スタッフには極めて厳しい基準が課せられていました。グルーミング・マネージャーによるチェックに合格できなければ、体重増加や肌荒れなどの「問題」が解決するまで乗務停止を命じられることもあったと伝えられています。こうしたプレッシャーから、多くの乗務員が低体重を維持するために薬物に手を出したり、危険な整形手術を繰り返したりしていたという実態も語られました。さらに衝撃的な証言として、一部の乗務員が雇用を継続するために、富裕層や権力のある顧客に対して売春を強要されていたという疑惑も浮上しています。
記者
関連記事
申河均・呉正世・許成泰主演の韓国アクションコメディ『フィフティーズ・プロフェッショナルズ』。10年前の任務シーンが公開され、中年男性の「第二の全盛期」を描く物語の核心が明らかに。K-ドラマ最新トレンドを分析。
韓国映画「ワイルドシング」が公開したフォトカードポスター。強東源、厳太求、朴智賢、呉正世が演じる落ち目アイドルの再起コメディは、K-POP産業の光と影をどう映し出すのか。
2026年5月22日のミュージックバンクでNMIXXが「Heavy Serenade」で2度目の1位を獲得。ILLITとの接戦を制した9,582ポイントの内訳と、K-POPアイドル市場における競争構造を読み解く。
Netflixの新作韓国ドラマ『Teach You a Lesson』でキム・ムヨルが演じる型破りな視学官。荒廃した学校を舞台に、K-ドラマが問いかける教育と暴力の境界線とは。
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加