2億5000万年前の地球に「高速道路」?中国と南アフリカを結ぶDinanomodon guoi化石の衝撃
中国甘粛省で発見された新種の化石Dinanomodon guoiが、2億5000万年前の中国と南アフリカを繋ぐ移動経路の存在を証明。超大陸パンゲアの生態学的回廊が明らかに。
地球の裏側同士が、かつて一つの「廊下」で繋がっていたことが明らかになりました。中国科学院(IVPP)の研究チームは、甘粛省で新種の哺乳類型爬虫類の化石を発見したと発表しました。この発見は、約2億5000万年以上前の超大陸パンゲアにおいて、大型動物が赤道を越えて自由に移動していたことを示唆しています。
中国と南アフリカを繋ぐ新種 Dinanomodon guoi 化石の発見
今回の発見の主役は、Dinanomodon guoiと命名されたディキノドン類の新種です。学術誌『Cladistics』に掲載された論文によると、この属の化石が南アフリカ以外で見つかったのは世界で初めてのことです。これは、当時の陸地が私たちが想像する以上に強固に結びついていたことを裏付ける決定的な証拠となりました。
ディキノドン類は、現代の哺乳類の「いとこ」にあたる草食動物です。彼らが生息していたペルム紀後期(約2億9900万年前から2億5200万年前)は、超大陸パンゲアが形成されていた時期です。これまでは、赤道付近が移動の障壁になっていたと考えられてきましたが、今回の発見により、大型動物が通り抜けられる「生態学的回廊(エコロジカル・コリドー)」が存在した可能性が高まりました。
古代の移動経路が解き明かす地球の歴史
研究チームによれば、この「回廊」の存在は、当時の気候や植生が広範囲にわたって均一、あるいは移動に適した環境であったことを示しています。パンゲアの赤道横断がこれまで予想されていたよりも頻繁に行われていたという事実は、古生物学における従来の定説を塗り替えるものです。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
関連記事
中国政府が日本産の半導体用化学物質「ジクロロシラン」に対する反ダンピング調査を開始しました。2026年から1年間実施されるこの調査は、半導体サプライチェーンに大きな影響を与える可能性があります。
2025年末、中国北西部でシアノバクテリアを用いた砂漠緑化が注目を集めています。過酷な環境で生き抜く微生物が砂を固定し、生きた土壌を形成する最新の環境技術を詳しく解説します。
中国が世界最強の超重力遠心分離機「CHIEF1900」を浙江大学に導入。ダム決壊や地震などの壊滅的事象を実験室で再現し、科学研究に革命をもたらします。
中国の外科医が、事故で切断された女性の耳を足に移植して数ヶ月間維持し、頭部への再接着に成功。世界初とされるこの手術は、再生医療の新たな可能性を示します。