4,000万台出荷の衝撃:OpenAI hardware Sweet Pea 2026年後半に登場
OpenAIが2026年後半に初の独自ハードウェア「Sweet Pea」を発表予定。2nmチップ搭載のイヤホン型デバイスで、Foxconnと提携し初年度4,000万台超の出荷を目指します。
iPhoneに代わる「穏やかな」デバイスが、いよいよ現実味を帯びてきました。OpenAIのグローバル・アフェアーズ責任者であるクリス・レハネ氏は、ダボスで開催されたAxios主催のパネルディスカッションにて、同社初となる独自ハードウェアを2026年後半に発表する予定であることを明らかにしました。TechCrunchなどの報道によると、このプロジェクトには元Appleの伝説的デザイナー、ジョナサン・アイブ氏が率いるスタートアップ「io」が深く関わっているとされています。
OpenAI hardware Sweet Pea 2026 のスペックと設計思想
このデバイスは、開発コードネーム「Sweet Pea」と呼ばれており、従来のスマートフォンとは一線を画す「スクリーンレス(画面なし)」のイヤホン型デバイスになると見られています。サム・アルトマンCEOは以前、このデバイスをiPhoneよりも「平和で穏やかな」存在と表現していました。技術面では、最新の2ナノメートルプロセスを採用したカスタムプロセッサを搭載する見込みです。これにより、AI処理をクラウドに送ることなくデバイス単体で完結させる「ローカルAI」の実現を目指しています。
| 項目 | 詳細スペック・目標 |
|---|---|
| コードネーム | Sweet Pea |
| チップセット | カスタム 2nm プロセッサ |
| 主要機能 | ローカルAI処理(オンデバイス) |
| 目標出荷台数 | 4,000万〜5,000万台 |
| 推定発表時期 | 2026年下半期 |
Foxconnとの提携と4,000万台超の野心的目標
台湾メディアの報道によれば、OpenAIは製造パートナーとして中国のLuxshareを検討したものの、最終的には台湾のFoxconn(鴻海精密工業)に傾いているとされています。発売初年度の目標出荷台数は4,000万〜5,000万台という極めて強気な数字が掲げられています。ChatGPTの週間アクティブユーザー数が約10億人に達する中、他社のプラットフォームに依存せず、独自のAI体験を直接ユーザーに届けることが狙いと見られます。
関連記事
イーロン・マスクがOpenAIとサム・オルトマンを訴えた裁判が終結。陪審員は「時効切れ」と判断したが、法廷で暴露された内幕はAI業界全体の成熟度に疑問を投げかけている。
AIスタートアップHarkがシリーズAで7億ドルを調達、評価額60億ドル。製品の詳細は未公開のまま。AIアシスタントの「次の一手」を読み解く。
OpenAIの新しい推論モデルが、1946年にエルデシュが提唱した未解決の幾何学的予想を反証。AIが初めて数学の重要な未解決問題を自律的に解いたとされるこの事例が意味することとは。
イーロン・マスクがOpenAIとサム・アルトマンCEOを訴えた裁判で敗訴。非営利から営利への転換をめぐる法廷闘争は、AIガバナンスの根本的な問いを世界に突きつけた。日本企業への示唆も含め解説。
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加