金正恩氏の誕生日 2026年 も北朝鮮メディアは沈黙|第9回党大会への注力と独自の権威構築
2026年1月8日、北朝鮮メディアは金正恩総書記の誕生日について沈黙を守りました。第9回党大会への注力や、先代への依存を減らす独自の権威構築の動き、そして実母・高容姫氏の出自が与える影響について分析します。
先代指導者たちの誕生日は国家的な祝祭日として盛大に祝われてきましたが、現指導者の誕生日は依然としてベールに包まれたままです。2026年1月8日、北朝鮮の国営メディアは、金正恩総書記の誕生日とされるこの日について、一切の言及を避けました。メディアの関心は、近く開催予定の「第9回党大会」への準備に完全に向けられています。
金正恩氏の誕生日 2026年 報道と沈黙の背景
朝鮮中央通信(KCNA)や労働新聞などの主要メディアは、1月8日付の紙面において、党大会に向けた幹部たちの奮起を促す記事を一面に掲載しました。しかし、指導者の誕生を祝う記述はどこにも見当たりません。故金日成主席や故金正日総書記の誕生日がそれぞれ「太陽節」「光明星節」として公に祝われているのとは対照的な状況が続いています。
専門家らによると、北朝鮮は2024年以降、先代への依存を減らし、金正恩氏独自の権威を確立する動きを加速させているとみられています。実際に、主席の誕生日を指す「太陽節」という呼称の使用頻度が減り、指導者単独の肖像バッジが登場するなど、世代交代の象徴的な変化が観察されています。
公式化を阻む「出自」の壁と今後の展望
誕生日の公式化が進まない理由の一つとして、実母である高容姫(コ・ヨンヒ)氏の出自が関係しているとの分析もあります。彼女が在日朝鮮人であったことは、北朝鮮の厳格な階級社会においては公表しにくい事実とされており、これが祝日化を遅らせる要因になっているとの見方が有力です。
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