ノースカロライナ州で大晦日のテロ未遂事件が発生、18歳の男を逮捕
2026年大晦日、ノースカロライナ州ミントヒルで計画されていたISIL支持者によるテロ攻撃をFBIが阻止。18歳の容疑者が逮捕されました。事件の背景と法的課題を詳報。
大晦日の買い出し客が標的でした。2026年1月2日、米連邦当局はノースカロライナ州ミントヒルのスーパーマーケットや飲食店を狙った「潜在的なテロ攻撃」を未然に防いだと発表しました。逮捕されたのは、地元住民のクリスチャン・スターディバント容疑者(18歳)で、過激派組織ISILに忠誠を誓っていたとされています。
ノースカロライナ州 テロ未遂事件の全容とISILへの忠誠
FBI(連邦捜査局)によると、スターディバント容疑者は以前から当局の監視対象となっていました。驚くべきことに、彼が最初にISILに接触を試みたのは2022年、わずか14歳の頃でした。当時は家族の介入により犯行が阻止されましたが、昨年12月にSNSで再び脅迫的な投稿を始めたことで、当局の潜入捜査官による追跡が再開されました。
容疑者の自宅のベッドの下からは、犯行に使用する予定だったハンマーとナイフが発見されています。彼は「殉教者」になることを望んでおり、ユダヤ教徒、キリスト教徒、およびLGBTQコミュニティを標的にしていたことが明らかになっています。
司法制度の隙間:精神保健をめぐる葛藤
今回の事件では、司法と法執行機関の間の連携不足も浮き彫りになりました。米連邦検事のラス・ファーガソン氏は、逮捕の数日前にFBIが容疑者を精神科へ強制入院させようとしたものの、州の治安判事によって却下されていた事実を明かしました。判事の判断ミスがあれば、大惨事につながっていた可能性があったと不満を滲ませています。
1年前の2025年元旦には、ニューオーリンズのバーボン・ストリートで車両突入テロが発生し、14名が亡くなっています。当局は今回の摘発が同様の悲劇を未然に防いだとしています。
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