韓国、今シーズン16例目の高病原性鳥インフルエンザを確認 全羅南道のカモ農場で
韓国・全羅南道のカモ農場で、今シーズン国内16例目となる高病原性鳥インフルエンザが確認されました。当局は防疫措置を強化し、周辺農場への集中検査を開始します。
韓国で21日、今シーズン16例目となる高病原性鳥インフルエンザの感染が家禽農場で確認されました。中央災害安全対策本部によると、感染が確認されたのはソウルから南に285キロ離れた全羅南道羅州市にある、2万3000羽のカモを飼育する農場です。
この報告を受け、当局は直ちに当該農場に対する特別な防疫措置を開始したと発表しました。感染拡大を防ぐため、関連施設や出入りする車両への監視も強化しているとのことです。さらに、当局は月曜日から、この地域にある200以上のカモ農場を対象とした集中的な検査を実施する計画を明らかにしました。
今回の発生は、冬の渡り鳥のシーズンと重なり、家禽業界における感染リスクが高まる中での出来事です。政府は、全国の農家に対して防疫規則の徹底を呼びかけており、さらなる感染拡大の封じ込めに全力を挙げる方針です。
関連記事
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は、ハンファ・エアロスペース社製の多連装ロケット「天武」をエストニアに輸出する3億ユーロ規模の契約を締結したと発表。ポーランドに続く欧州で2例目の契約となります。
バチカンが韓国水原教区に新補佐司教を任命。この人事が示す教皇フランシスコのアジア戦略と、朝鮮半島における教会の役割、地政学的な影響を深く分析します。
フランス大統領官邸エリゼ宮で、食器管理人らが国宝級の食器を盗んだ疑いで裁判に。被害総額は最大4万ユーロ。内部犯行が浮き彫りにし、フランス文化施設のセキュリティ体制に警鐘を鳴らしています。
韓国の野党「改革新党」の李俊錫代表が21日、金建希元大統領夫人に関連する選挙介入疑惑で特別検察官から約10時間の聴取を受けました。2022年の選挙公認を巡る疑惑の核心に迫ります。