メリッサ・レオが語る 2011年 アカデミー賞受賞がキャリアに与えた意外な影響
2011年にアカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、受賞がキャリアに悪影響を及ぼしたと告白。スピーチでの失言や「オスカーの呪い」とも言えるハリウッドの厳しい現実を、ガーディアン紙のインタビューを基に解説します。
栄光の象徴のはずが、実は足かせだった。2011年に映画『ザ・ファイター』でアカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、受賞は自身のキャリアにとって「良くないことだった」と衝撃の告白をしました。
メリッサ・レオ 2011年 アカデミー賞受賞後の苦悩
ガーディアン紙によると、レオは読者とのQ&Aセッションにて、オスカー受賞後の心境を極めて率直に語りました。彼女は「オスカー受賞は私にとっても、私のキャリアにとっても良いことではありませんでした」と明かし、受賞前の方がずっと良いキャリアを築けていたと主張しています。俳優にとって最高峰の栄誉とされる賞が、現実には配役の幅を狭め、期待値とのギャップを生む要因になったと示唆しています。
授賞式での失言と「放送禁止用語」の裏側
また、彼女は授賞式のスピーチでFワード(放送禁止用語)を口にしてしまった有名なエピソードについても触れました。興奮のあまり自分を見失っていたと振り返り、「ネットワーク放送で罵倒してはいけないことは分かっていたが、私のような愚か者のために10秒間の放送遅延システムがあって本当に良かった」とユーモアを交えて語っています。
このような「オスカーの呪い」とも取れる現象は彼女だけではありません。2000年に受賞したマーシャ・ゲイ・ハーデンもかつて、受賞後に提示される役柄やギャラが逆に小さくなったことを「プロとして破滅的だった」と述べています。ハリウッドにおける栄誉と実利の複雑な関係が改めて浮き彫りになりました。
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