『大草原の小さな家』インガルス姉妹が40年越しの和解、メリッサ・ギルバートが再会を報告

かつて不仲説も囁かれた「インガルス姉妹」が、ついに手を取り合いました。1970年代の人気ドラマ『大草原の小さな家』で主人公ローラを演じたメリッサ・ギルバートが、姉メアリー役のメリッサ・スー・アンダーソンと劇的な再会を果たしたことを報告しました。これは実に40年という長い月日を経て訪れた、癒やしと和解の瞬間です。

「氷の壁」が溶けたクリスマスプレゼント

ギルバート氏は自身のInstagramで、アンダーソン氏と共に笑顔を見せる写真を公開しました。投稿には「長く、癒やしに満ちた会話。たくさんの思い出話。笑いと、そして少しの涙」と綴られており、二人の間のわだかまりが解消されたことを示唆しています。

驚くべきことに、二人はかつて「冷え切った関係」であったことを認めていました。ギルバート氏は2009年の回顧録で、撮影現場でのアンダーソン氏の「冷たさ」について言及し、アンダーソン氏もまた「私たちは全く違うタイプだった」と語っていました。子役時代の競争心や性格の違いが、長年の距離を生んでいたようです。

過去を乗り越え「本当の姉妹」へ

ギルバート氏は全9シーズンに出演し、アンダーソン氏は第7シーズンまでレギュラーを務めました。ドラマの中で見せていた絆が、放送終了から数十年を経て、ようやく現実のものとなったのです。この再会は、同作を愛する世界中のファンにとって、この上ないニュースとなりました。