トランプ氏支持のアスフラ氏がホンジュラス大統領選で勝利:米国の影と揺れる中米外交
ホンジュラス大統領選で、トランプ氏支持のナスリ・アスフラ氏が僅差で勝利。不正疑惑が浮上する中、米国ルビオ国務長官は迅速に祝意を表明しました。パレスチナ系ながら親イスラエル路線を掲げるアスフラ氏の就任が、中米の外交秩序に与える影響を分析します。
激しい論争を呼んだ選挙に、米国の祝意が届きました。マルコ・ルビオ米国国務長官は、ドナルド・トランプ大統領が支持を表明していたホンジュラスの次期大統領、ナスリ・アスフラ氏に勝利の祝辞を述べました。米国国務省によると、両者は電話会談を行い、貿易や安全保障面での協力について協議したとのことです。
わずか0.74ポイント差の決着と不正疑惑
今回の選挙結果は、非常に僅差でした。右派・国民党のアスフラ氏の得票率は40.27%に対し、中道右派・自由党のサルバドール・ナスララ氏は39.53%と、その差はわずかでした。対立候補たちは、数週間にわたる集計作業の中で不正があったと主張しています。特に2025年11月30日の投開票前に行われたトランプ大統領による「アスフラ氏以外が勝利すれば経済関係が危うくなる」という発言は、選挙介入であるとの批判を浴びています。
パレスチナ系ながら親イスラエルを標榜
次期大統領のアスフラ氏はパレスチナ系ですが、同氏が率いる国民党は一貫して強力な親イスラエル路線を維持しています。2021年には、前任のエルナンデス政権下で、ホンジュラスは世界で4番目に在イスラエル大使館をエルサレムに移転させました。また、アルゼンチンのハビエル・ミレイ大統領など、中南米の他の右派リーダーたちとの連携を深める姿勢も見せています。
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