イ・ジュンヒョク、オカルトドラマで新境地へ
イ・ジュンヒョクがSBS新作「覚醒」で主演確定。受験戦争とオカルトが融合した異色作品で、K-ドラマの新たな可能性を探る
受験戦争の最前線で悪魔祓いが始まる。イ・ジュンヒョクが主演するSBS新作ドラマ「覚醒」(仮題)が、K-ドラマに新たなジャンルの扉を開こうとしている。
異色の組み合わせが生む新境地
1月28日、イ・ジュンヒョクとリュ・ダインの主演が正式確定した「覚醒」は、韓国の受験地獄を舞台にしたオカルト・エクソシズム(悪魔祓い)シリーズだ。一見相反する要素——現実的な教育問題と超自然的な恐怖——を融合させた実験的な作品として注目を集めている。
イ・ジュンヒョクは「ロマンスは別冊付録」「九尾狐伝1938」などで幅広い演技力を見せてきたが、本格的なオカルトジャンルは初挑戦となる。韓国の教育現場という極めてリアルな設定の中で、どのような超自然的要素を演じるのか、ファンの期待は高まっている。
K-ドラマの新たな実験
近年、K-ドラマは「イカゲーム」「地獄が呼んでいる」など、社会問題とホラー要素を組み合わせた作品で世界的成功を収めている。「覚醒」もこの流れに位置づけられるが、受験戦争という韓国特有の社会現象を素材にしている点で独特だ。
日本でも大学受験は社会問題となっているが、韓国の「修能」(大学修学能力試験)を巡る競争の激しさは別次元とされる。この現実に超自然的恐怖を重ねることで、制作陣は何を描こうとしているのだろうか。
グローバル展開への布石
SBSがこの時期にオカルトジャンルに挑戦する背景には、グローバル市場での差別化戦略がある。NetflixやAmazon Primeなどの配信プラットフォームでは、各国の文化的特色を活かしたホラー・スリラー作品への需要が高まっている。
日本のホラー文化とは異なる韓国独自のオカルト表現が、どのように海外視聴者に受け入れられるかも興味深い。日本では「呪術廻戦」「鬼滅の刃」などアニメでオカルト要素が人気だが、実写ドラマでの韓国流アプローチは新鮮な刺激となりそうだ。
記者
関連記事
Netflixの新作韓国ドラマ『Teach You a Lesson』でキム・ムヨルが演じる型破りな視学官。荒廃した学校を舞台に、K-ドラマが問いかける教育と暴力の境界線とは。
tvNの新ドラマ「Spooky in Love」が初ポスターとともに放送日を発表。박은빈主演、2011年映画リメイクのオカルトロマンスが韓国ドラマ市場にどんな意味を持つのか。
Netflixドラマ『The WONDERfools』でパク・ウンビンが挑む1999年設定のスーパーヒーローコメディ。K-ドラマの新潮流とOTT戦略、日本市場への接続点を読み解く。
tvNの「食堂兵士伝説」とENAの「案山子」が同じ夜に自己最高視聴率を更新。韓国ドラマ市場の多極化と、日本の韓流コンテンツ消費への影響を読み解く。
意見
この記事についてあなたの考えを共有してください
ログインして会話に参加