2026年オーストラリア森林火災で遺体発見:35万ヘクタール焼失の惨状
2026年1月、オーストラリア・ビクトリア州で大規模な森林火災が発生し、35万ヘクタールが焼失。ロングウッド近郊で遺体が発見され、300以上の建物が全焼しました。2019年のブラック・サマー以来の惨事となっています。
オーストラリア南東部で数日間燃え続けている大規模な森林火災により、ついに犠牲者とみられる遺体が発見されました。ロイター通信によると、現地時間2026年1月11日、ビクトリア州警察はメルボルンの北約110キロに位置するロングウッド近郊の車両付近で遺体が見つかったと発表しました。身元はまだ特定されていませんが、猛烈な熱波とともに拡大する火災の深刻さが浮き彫りとなっています。
2026年オーストラリア森林火災の被害規模と現状
今週半ばから発生した火災は、すでに350,000ヘクタール(約86万エーカー)以上のブッシュランドを焼き尽くしました。当局によると、住宅を含む300棟以上の構造物が破壊され、数千世帯が停電に見舞われています。これは、トルコの国土面積に匹敵する範囲を焼き、33人の死者を出した2019-2020年の「ブラック・サマー」以来、南東部を襲った最悪の火災であると報告されています。
政府の対応と農業への長期的影響
アンソニー・アルバニージー首相は、被災した住民や農家に対して緊急資金を提供すると発表しました。特に家畜の飼料配布など、農家が直面している「並外れたコスト」を支援する方針です。首相の会見によると、数千頭の肉牛が火災の影響を受けたと推定されています。ビクトリア州の森林火災管理責任者クリス・ハードマン氏は、「再び高温で乾燥した強風が吹く前に火を封じ込めることは困難だ」と述べ、鎮火には数週間かかる見通しを示しています。
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