HP ZBook 8 G1i レビュー:64GBメモリ搭載も「ワークステーション」の称号には疑問符
HPの新型ノートPC「ZBook 8 G1i」のレビューをお届けします。64GB RAM搭載の一方で、型落ちのGPUや混乱する価格設定など、モバイルワークステーションとしての課題が浮き彫りになりました。
「ワークステーション」という言葉から、皆さんはどのような性能を想像されるでしょうか?通常は、ビデオ編集やCADなどの重いタスクを軽々とこなす「怪物マシン」を思い浮かべるはずです。HPの最新モデル「ZBook 8 G1i」は、その期待に応えようとしていますが、実際の内容にはいくつか奇妙な点が見受けられます。
時代遅れのコンポーネントと厚い筐体
まず目を引くのは、そのサイズです。厚さは27mm、重さは約1.7kg(3.8ポンド)もあり、現代の14インチノートPCとしてはかなり「肉厚」な設計です。スペック面では64GBのRAMを搭載している点は評価できますが、CPUにIntel Core Ultra 7 265Hを採用した点は、ワークステーションとしては中途半端な選択と言わざるを得ません。
さらに不可解なのはGPUです。採用されているNvidia GeForce RTX 500 Ada Generationは、すでに登場から約2年が経過しており、性能はモバイル向けのGTX 1000シリーズと同等というベンチマーク結果も出ています。これにより、最新のAIタスクや高度なグラフィックス処理では力不足を感じる場面が多いでしょう。
混乱を招く価格設定と実際の価値
価格面でも混乱が見られます。当初、大幅な割引により1,609ドル程度で入手可能とされていましたが、実際に同様の構成を探すと2,739ドル(約40万円以上)もの高値がついています。この価格帯であれば、他社のより高性能なAI PCやMacBook Proが十分に射程圏内に入ってしまいます。
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
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