Cloudflare イタリア 罰金 2026:五輪直前にサイバーセキュリティ支援撤退を示唆
Cloudflareはイタリア当局からの1,400万ユーロの罰金を受け、2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪へのサイバーセキュリティ支援撤退を示唆しました。海賊版対策法を巡るインターネット検閲論争が激化しています。
2026年2月6日に開幕を控えるミラノ・コルティナ冬季五輪のサイバーセキュリティが揺らいでいます。米インターネットインフラ大手のCloudflareは、イタリア当局から科された多額の罰金に反発し、同国でのサービス停止や五輪への無償支援打ち切りを検討していると発表しました。
Cloudflare イタリア 罰金 2026 の背景と法規制の対立
ロイター通信によると、イタリアの通信規制当局Agcomは2026年1月8日、オンライン海賊版対策法への継続的な違反を理由に、Cloudflareに対し1,400万ユーロ(約1,600万ドル)の罰金を科したと発表しました。この問題の核心は、イタリアの自動著作権侵害検知システム「Piracy Shield」にあります。
このシステムは、スポーツのライブ配信などの著作権者が侵害を報告した場合、プロバイダーに対して30分以内にコンテンツをブロックすることを義務付けています。Agcom側は、Cloudflareがこの要請に適切に対応していないと主張しています。
「インターネット検閲」か「法的義務」か:深まる対立
Cloudflareのマシュー・プリンスCEOは、SNS上でこの制度を「インターネットを検閲するための枠組み」と強く非難しました。プリンス氏によると、このシステムには司法の監視や異議申し立てのプロセスがなく、透明性に欠けていると指摘されています。
同社は罰金の支払いを拒否して法的に争う姿勢を見せる一方、イタリア国内のサーバー撤去や、五輪に提供している数百万ドル規模の無償サイバーセキュリティサービスの停止も検討していると警告しました。プリンス氏は来週、ワシントンD.C.で米政府当局者と協議した後、スイスのローザンヌで国際オリンピック委員会(IOC)と会談する予定です。
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