10ドルの古絵画を再利用?Chris McMahonが描く奇妙なモンスター絵画の世界
アーティストのChris McMahon氏は、中古店で10ドル以下で買った古い風景画にモンスターを描き加え、Weezerのアルバムカバーに採用されるほどの人気を博しています。彼の独創的なアートの秘密に迫ります。
捨てられた風景画に、もし巨大な怪獣が住んでいたら?そんな奇妙な想像を形にしたアーティストが、世界中で注目を集めています。クリス・マクマホン氏は、リサイクルショップで二束三文で売られている古い風景画を買い取り、そこにユーモラスで不気味なモンスターを描き加えるというユニークな活動を続けています。彼の作品は単なる悪ふざけを超え、ある有名なロックバンドのアルバムジャケットに採用されるほどの支持を得ています。
Chris McMahonが古い絵画にモンスターを描く理由
高校のアート教師を務めるマクマホン氏は、子供の頃からモンスターやコミックのキャラクターを描くのが大好きでした。アイオワ大学で彫刻や絵画を学び、技術を磨いた後、彼は自身の溢れ出る想像力を表現するための「キャンバス」として、中古の絵画に目を付けました。彼は地元のリサイクルショップやオークションを巡り、10ドル(約1,500円)以下の安価な風景画を探し出します。特に「ボブ・ロス」風の、どこか既視感のある穏やかな風景が彼のお気に入りです。
制作過程は非常に丁寧です。まず元の風景を紙にスケッチし、どこにモンスターを配置すれば自然に「共存」できるかを考えます。マクマホン氏は「空いているスペース」を見つけ、モンスターが風景の影や水面、木々と相互作用するように描き込んでいきます。仕上げには、モンスターが元からそこにいたかのように見せるため、周囲の波紋や足跡、影を細かく調整します。さらに、元の作者への敬意を払い、既存の署名は消さずに自分の名前を横に並べるのが彼の流儀です。
RedditでのバズからWeezerのアルバムカバーへ
この独創的なプロジェクトは、マクマホン氏がRedditに作品を投稿したことで爆発的な人気を博しました。その中の一枚である『Mountain Monster』に目を留めたのが、アメリカの有名ロックバンド、Weezer(ウィーザー)でした。彼らはその作品を非常に気に入り、2014年リリースのアルバム『Everything Will Be Alright in the End』のジャケットとして採用したのです。
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