2025年セレブ失礼大賞：ミリー・ボビー・ブラウンからメーガン妃まで物議を醸した「2025 セレブ マナー違反」

華やかなスポットライトの裏側で、今年は多くのスターたちがマナーの欠如を指摘されました。エチケットの専門家であるローラ・ウィンザー氏は、過去365日にわたる著名人の言動を分析し、「2025年 バッド・マナー・アワード（BMAs）」を発表しました。一瞬の感情的な反応や不適切なコメントが、いかにキャリアに影を落とすかを物語る結果となっています。

2025 セレブ マナー違反：ミリー・ボビー・ブラウンのレッドカーペット騒動

2025年11月、『ストレンジャー・シングス』シーズン5のロンドンプレミアで、主演のミリー・ボビー・ブラウンが見せた行動が物議を醸しました。21歳の彼女は、カメラマンから「笑って」と指示されると、「あなたこそ笑えば！」と言い返し、指を差してその場を立ち去りました。

ウィンザー氏は、メディアの執拗な追及には同情しつつも、「カメラの前でポーズをとることは俳優の仕事の一部。自分を支えてくれる手を噛んではいけない」と指摘しています。また、2025年8月に夫のジェイク・ボンジョヴィと養子を迎えたばかりで、育児の疲れが影響しているのではというファンの擁護の声も上がっています。

プライバシーの境界線を超えたリリー・アレンとローレン・サンチェス

歌手のリリー・アレンは、7年ぶりのアルバム『West End Girl』で、夫デヴィッド・ハーバーとの不和や彼の不倫疑惑を赤裸々に暴露しました。ウィンザー氏は「私生活の切り売りは他者への敬意を欠く行為」と厳しく批判しています。

一方、2025年1月のトランプ大統領就任式に出席したローレン・サンチェス（ジェフ・ベゾス氏の妻）は、ジャケットの下に透けるレースのブラを合わせた服装が「公式行事に不適切」として炎上しました。ウィンザー氏はこれを「TPO（状況認識）の欠如」と断じています。

2025年の結婚・家族にまつわる不和：セレーナ・ゴメスとベッカム家

今年、最も冷ややかな視線を浴びたのはセレーナ・ゴメスかもしれません。2017年に彼女に腎臓を提供した親友フランシア・ライサを、自身の結婚式に招待しなかったことが判明したためです。ウィンザー氏は「命を救ってくれた人物を招待しないのはあまりに不誠実だ」と述べています。

ブルックリン・ベッカムとニコラ・ペルツ夫妻も、2025年8月に行われた結婚誓約更新式において、ベッカム家を招待せずペルツ家のみを祝ったことで、家族の断絶がより鮮明になりました。専門家はこれを「精神的な未熟さの表れ」と分析しています。