2001年公開の映画25周年:『ハリー・ポッター』から『魔戒』まで振り返る四半世紀
2026年に25周年を迎える2001年公開の映画を特集。『ハリー・ポッター』、『シュレック』、『ロード・オブ・ザ・リング』など、現代のエンタメを形作った名作たちの魅力と、当時の時代背景を振り返ります。
四半世紀という月日は、映画界の景色を塗り替えるのに十分な時間でした。今から25年前の2001年、アニメーションは新たな創造性の頂点に達し、実写映画は最先端のCGIによって観客の想像力を未知の領域へと押し上げました。NetflixがまだDVDを郵送し、週末の楽しみが近所のブロックバスター(レンタルビデオ店)へ行くことだった時代、現代のポップカルチャーを形作る伝説的なフランチャイズが次々と産声を上げたのです。
2001年公開の映画 25周年を迎えた不朽の名作たち
ドリームワークスが放った『シュレック』は、従来の「おとぎ話」の概念を根底から覆しました。不機嫌な怪物シュレックと、おしゃべりなロバのドンキーというはみ出し者同士の友情は、あらゆる世代の心を掴み、全米で社会現象を巻き起こしました。同じ頃、J.K.ローリングの魔法の世界がスクリーンに登場しました。『ハリー・ポッターと賢者の石』は、主演のダニエル・ラドクリフらと共に、8作品に及ぶ壮大なシリーズの幕開けを飾りました。ホグワーツ魔法魔術学校への入学許可証を夢見た子供たちは、今や大人となり、その感動を次世代へと語り継いでいます。
一方で、ファッションと野心を融合させた『キューティ・ブロンド』では、リース・ウィザースプーン演じるエル・ウッズが「ピンクは知的な色ではない」という偏見をハーバード・ロースクールで打ち砕きました。また、路上での違法レースから始まった『ワイルド・スピード』は、ヴィン・ディーゼルと故ポール・ウォーカーの深い絆を描き、その後計11作品もの巨大フランチャイズへと成長することになります。
壮大なファンタジーの頂点:『ロード・オブ・ザ・リング』
そして、ファンタジー映画の歴史において最も重要な瞬間の一つが、『ロード・オブ・ザ・リング』の公開でした。J.R.R.トールキンの原作を見事に実写化したピーター・ジャクソン監督は、ニュージーランドの広大な自然を舞台に中つ国の物語を紡ぎ出しました。フロド・バギンズが「一つの指輪」を破壊するために旅立つこの物語は、その後2002年、2003年と続く三部作の第一歩であり、映画制作における技術と情熱の限界を押し広げたのです。オーディションではジェイク・ギレンホールもフロド役を受けたという逸話もありますが、最終的にイライジャ・ウッドがその運命を背負うことになりました。
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