1,785個のボウリング球から「醜いゴルフボール」まで：世界一奇妙なコレクション50選

あなたの部屋に眠る「無駄なもの」が、誰かにとっては世界に一つだけの至宝かもしれません。Bored Pandaによると、世界には私たちの想像を絶するものを収集している人々が存在します。砂浜で見つけたアルファベットの形の石から、家庭で見つかったあらゆる昆虫の標本まで、その情熱はとどまるところを知りません。

想像を超える「収集」の世界

ある男性は、15年の歳月をかけて1,785個ものボウリング球を集め、巨大なピラミッドを築き上げました。また、600個を超えるモノポリーのセットを持つ女性や、1940年代のアンティークから最新版まで網羅するコレクターなど、対象は多岐にわたります。中には、本物の元素を封じ込めた「実物版」元素周期表を作成したツワモノまで現れています。

「驚異の部屋」から現代の趣味へ

歴史を遡れば、19世紀の貴族たちは「驚異の部屋（ヴンダーカマー）」と呼ばれるスペースに珍しい標本や美術品を集めていました。これが現代の博物館の原型になったと言われています。現代のコレクターたちも、単に物を集めるだけでなく、そこに「物語」を見出しています。87歳の父親が誇らしげに見せる「醜いゴルフボール」のコレクションは、彼がコースの池や藪を歩き回った思い出の記録なのです。