悪質な大家によるトラブル事例30選:ニューヨークの「地獄の家主」が辿った末路
Bored Pandaが公開した、悪質な大家によるトラブル事例30選を紹介。ニューヨークの「地獄の家主」スティーブン・クロマンが有罪となった事件から、偽のサーモスタットや水漏れ放置まで、賃貸物件に潜む衝撃的な実態を詳しく解説します。
新しい住まいを探すのはただでさえ大変な作業ですが、本当の苦難は入居後に始まるのかもしれません。海外メディアのBored Pandaがまとめたレポートによると、隠しカメラの設置から天井の漏水の放置まで、強欲な大家たちによる「地獄のような嫌がらせ」の実態が明らかになりました。今回は、30件に及ぶ衝撃的な証拠写真とともに、賃貸市場に潜む闇に迫ります。
悪質な大家によるトラブル事例30選と「地獄の家主」の犯罪
数ある悪徳大家の中でも、マンハッタンで悪名を轟かせたのがスティーブン・クロマン(Steven Croman)です。彼は数十年にわたり、賃料規制のある物件を安く買い叩き、住人を追い出して転売する手法を繰り返してきました。彼の従業員は住人を「ターゲット」と呼び、追い出した数に応じてボーナスを受け取っていたというから驚きです。住人が立ち退きを拒むと、わざと工事を行って建物を危険な状態にしたり、暖房や電気、お湯を止めるといった組織的な嫌がらせを行いました。
さらに悪質なのは、住人に対して根拠のない訴訟を乱発したことです。ある住人は家賃を滞納していないにもかかわらず11回も裁判に引きずり出され、別の住人は弁護士費用だけで24万ドル(約3,400万円)もの負担を強いられました。しかし、こうした不法行為は最終的に司法の知るところとなります。クロマンは2017年に窃盗と脱税で有罪を認め、500万ドルの納税と元住人への800万ドル(約11億円)の賠償金支払い、そして1年の禁錮刑を言い渡されました。
日常に潜む「ケチな大家」の呆れた手口
犯罪レベルの嫌がらせ以外にも、日常的な「修繕放棄」も住人を苦しめています。公開された写真には、壁に釘で刺されただけで配線がつながっていない「偽のサーモスタット(温度調節器)」や、シャワーを直してほしいと頼むたびに新しいノズルを増設するだけで根本的な修理をしない様子などが収められています。
- エレベーターの利用を有料にする強欲な設定
- サーモスタットを鳥かごのようなケースに入れ、温度調節を禁止
- 天井からの水漏れを無視し続け、巨大なカビを発生させる
本コンテンツはAIが原文記事を基に要約・分析したものです。正確性に努めていますが、誤りがある可能性があります。原文の確認をお勧めします。
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