ソラナ(SOL)保有企業Upexi、最大10億ドルの資金調達を申請。株価は年初来半減
ナスダック上場でソラナ(SOL)を大量保有するUpexiが、最大10億ドルの資金調達枠をSECに申請。株価が年初来で約50%下落する中、運転資金や買収への活用を目指します。
ナスダックに上場し、暗号資産ソラナ(SOL)を大量に保有する企業「Upexi」が、最大10億ドル(約1400億円)の資金調達を可能にする「シェルフ登録」を米国証券取引委員会(SEC)に申請したことが2025年12月23日に明らかになりました。同社は今後、市場の状況に応じて株式や債券などを発行し、機動的に資金を調達する選択肢を得ることになります。
フロリダ州タンパに本拠を置くUpexiは、ペットケア用品や健康食品などの消費者向けブランドを複数展開する企業です。同社の特徴は、バランスシート上に約200万SOL(現在価値で約2億4800万ドル相当)を保有している点にあります。これは、上場企業の中では4番目に大きなソラナ保有高です。
今回調達する資金の使途について、同社は運転資金、研究開発(R&D)、企業買収、債務返済などを挙げています。
今回の発表を受け、Upexiの株価は23日の取引で7%近く下落し、1.85ドルとなりました。年初来では約50%の下落となっています。また、同社が保有するソラナ(SOL)の価格も、年初来で34%下落しており、保有資産の価値と株価の両方が厳しい状況にある中での資金調達計画となります。
Upexiの動きは、暗号資産を大量保有する上場企業が直面するジレンマを象徴しています。市場が好調な時は資産価値が急騰し株価を押し上げますが、下落局面では財務の重荷となり、株価にも直接的な下落圧力となります。今回の資金調達計画は、本業のテコ入れと財務基盤の強化を図る「守り」の一手であると同時に、将来の戦略的投資に向けた「攻め」の布石とも考えられ、同社の経営判断が試されています。
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