パドレス入りのソン・ソンムンが帰国、憧れの選手は「スーパースター」マニー・マチャド

サンディエゴ・パドレスと4年契約を結んだソン・ソンムンが韓国に帰国。最も会いたい選手としてマニー・マチャドの名前を挙げ、MLBでの挑戦への意気込みを語りました。

メジャーリーグ（MLB）のサンディエゴ・パドレスと4年契約を結んだソン・ソンムンが2025年12月23日、仁川国際空港を通じて韓国に帰国しました。契約を終えたばかりの彼は、記者団に対し、最も会いたいチームメイトとしてオールスター三塁手のマニー・マチャドの名前を挙げ、「学生時代からずっと見てきたチームのスーパースター」と語り、新たな挑戦への期待を表明しました。

ソン・ソンムンが特に尊敬の念を抱くマニー・マチャドは、33歳にしてMLBで14シーズンの経験を持つベテランです。オールスター7回選出、ゴールドグラブ賞2回、シルバースラッガー賞3回など、輝かしい経歴を誇ります。さらに、マチャドは、timeline:2021年から2024年までパドレスでプレーしたソン・ソンムンの元同僚、キム・ハソンと親しい友人関係を築いていました。二人は共に内野の左側を守り、ファンを魅了したコンビとして知られています。

ソン・ソンムンがKBOのキウム・ヒーローズ時代につけていた背番号「24」は、現在パドレスではウィル・ワグナーが使用しています。MLBでは新加入のベテラン選手が若手から背番号を譲り受けることもありますが、ソン・ソンムンは「自分は新人。空いている番号をつけます」と笑顔で語り、謙虚な姿勢を見せました。

対戦したい投手としては、ナショナル・リーグのサイ・ヤング賞投手であるピッツバーグ・パイレーツのポール・スキーンズを挙げました。平均stat:98.2マイル（約158km）の速球を誇るスキーンズに対し、ソン・ソンムンはKBOで今年、速球に対して打率stat:.358、長打率stat:.603を記録。「速球への自信がなければ挑戦しなかった」と述べ、メジャーの剛速球投手との対決に意欲を燃やしています。

PRISM Insight: KBO強打者の試金石

KBOからMLBへの挑戦は韓国野球界の大きな流れだが、成功の鍵は常にMLB特有の「動く速球」への対応力にある。ソン・ソンムンがKBOで見せた速球への強さがメジャーでも通用するかは、彼のキャリアだけでなく、後に続く韓国人打者たちの未来を占う重要な指標となるだろう。

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