マシン・ガン・ケリーのダンスが炎上、賛否両論が激突―エミネムとの確執も再燃か?
マシン・ガン・ケリーがマイアミの音楽祭で見せたダンスがSNSで賛否両論を巻き起こしている。一部からは「6年生の学芸会」と酷評される一方、ファンは彼のステージ映えを絶賛。エミネムとの過去の確執も話題に。
ステージ上のダンス一つで、なぜこれほどまでにネットが荒れるのか? ラッパーのマシン・ガン・ケリー(MGK)が、2025年iHeartRadio Y100ジングルボールで見せたパフォーマンスが、SNS上で賛否両論の嵐を巻き起こしています。ファンは彼のエネルギーを称賛する一方で、批判的な層は彼のシンプルなダンスを嘲笑の的にしており、議論は白熱しています。
「6年生の学芸会」か、それとも「最高のステージ」か
問題のパフォーマンスは、12月20日にマイアミのKaseyaセンターで開催されたイベントでのことでした。現在35歳のMGKは、ステージ途中でシャツを脱ぎ、上半身裸でマイクを振り回しながら基本的なステップを踏む姿をファンが撮影。この動画がX(旧Twitter)などで拡散されると、瞬く間に注目の的となりました。
批判的なコメントは辛辣で、「お金を払ってこれを見るなんて」「6年生の学芸会の方がマシ」「ディズニーみたいな振り付け」といった声が上がりました。一部では、彼の動きが「ボーイズバンド」を彷彿とさせると揶揄する意見も見られました。
しかし、彼の忠実なファンベースは即座に反論。「彼のマイクさばきは最高だ」「実際にコンサートに行ったけど、素晴らしかった」と擁護。さらに、「文句を言うなら、君がもっとうまくやってみろ」と批判派に挑戦するコメントや、薬物問題などに陥らずプロとして活動を続けている点を評価する声も挙がりました。
エミネムとの過去の確執が再燃
この騒動は、ラップ界のレジェンドであるエミネムとの長年にわたる確執を知るネットユーザーたちの格好のネタにもなりました。「エミネムが与えたPTSDから立ち直るための彼なりの対処法なんだろう」といった冗談交じりのコメントが投稿されています。
両者のビーフは2012年にMGKが当時16歳だったエミネムの娘について不適切なコメントをしたことに端を発します。PEOPLE誌によると、この一件が2018年にエミネムの楽曲『Not Alike』でのディスにつながり、その後『Rap Devil』(MGK) といった楽曲で激しい応酬が繰り広げられました。この確執はすでに終結したとされていますが、今回の炎上で再び人々の記憶に呼び覚まされた形です。
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