悲劇のクリスマス・イブ：300万人が愛したインフルエンサー犬「ラフィ」、仲間の犬に襲われ急死

何百万人ものフォロワーに愛されたブルドッグが、クリスマスの悲劇に見舞われました。人気ペットインフルエンサーのマレン・ピータース氏が飼うブルドッグのラフィが、2025年12月24日のクリスマスイブに、別の飼い犬に襲われ急死したことが明らかになりました。ピータース氏は涙ながらに動画でこの事実を報告し、SNSコミュニティに衝撃が走っています。

休暇中に起きた突然の悲劇

ピータース氏がTikTokに投稿した動画によると、彼女は休暇でオーストリアに滞在中でした。その間、ラフィを含む飼い犬たちはいつものデイケア施設に預けられていたといいます。しかし、施設から一本の電話が入り、事態は一変しました。

「施設のオーナーが犬たちを外に出そうとした時、ピクルス（もう一匹の飼い犬）がラフィを襲おうとしました。しかし、ラフィはその場で地面に倒れ、心臓発作で即死してしまったのです」とピータース氏は涙で言葉を詰まらせながら説明しました。施設のオーナーはすぐに心肺蘇生を試みましたが、ラフィが息を吹き返すことはなかったとされています。

親友を守ったもう一匹の犬と、広がる支援の輪

さらに悲劇的なことに、ピクルスの攻撃は続こうとしましたが、ラフィの親友だったオーディンが身を挺して彼を守ろうとしました。ピータース氏によると、オーディンはピクルスと戦い、自身も瀕死の重傷を負ったとのことです。「オーディンは親友の命を救おうとしたのです」と彼女は語っています。

ピータース氏の「Bundleofbullies」アカウントは、TikTokで150万人、Instagramで約70万人のフォロワーを抱える人気アカウントです。事件後、彼女はオーディンの治療費5,000ユーロをまかなうため、Instagramで寄付を呼びかけており、多くのファンから支援の声が寄せられています。